カタカナのパーツ
書き間違いやすいカタカナ
その他のカタカナ
カタカナ

カタカナは漢字の一部をとって作られた単純な構成をもつ記号です。ですから、同じ仮名でもひらがなと違い、基本となる線は楷書の漢字と同じような ものです。

ひらがなの線はスーッと入って、スーッと抜くのが基本でしたが、カタカナでは紙にペン先をきちんとつけてから 書き始め、始めから終わりまで、同じ力、太さで書きます。 基本の線の角度は漢字と同じく3°〜5°(右上がり)、45°、70°〜75°、90°の4つのバリエーションしかありません。 こうした角度を持った線で作られるパーツは、 漢字と比べると、格段に単純で、種類も少なくなっています。

カタカナをひらがなや漢字と混ぜて書くときは、漢字が10、ひらがなが8、カタカナが6ぐらいの割合で小さめに書きます。

また、ここでは楷書に合う形のカタカナをおけいこしますが、行書文の中で書くときは、直線が多少曲線になる程度で、折るところはきちんと折る、 止めるところはきちんと止める、というように、あまり形を大きく変えずに書いた方が読み間違いが少なくてよいと思います。 このページでは まず、カタカナを構成する基本的なパーツを一通り見て、次ページから個々のカタカナの書き方に入ります。

カタカナのパーツ
横線

(上)3°から5°の右上がりの直線。
(下)長い横線はかぶせるような曲線。
横線が2本平行に並ぶときは、上の線が反り、下の線がかぶるように書く。線の終わりはスーッと抜かずに、きちんと止める。

45°の点、線、はらい、はね

(左上)点はポチッと打つのではなく、長い45°の線の一部を切り取ったものと思って、ごく短い線としてひく。
(左中)あまり長くない斜め線も45°で。場合によっては、曲線になることもある。
(左下)45°のはらいは曲線で、勢いよくピューッとひかず、ゆっくりと、ていねいに。
(右上、右中)左へのはねは短く45°に。このタイプのはねは「オ」と「カ」にしかない。
(右下)右上への長いはね。曲線でゆっくりと、ていねいにはね上げる。

70°〜75°の縦線、はらい

(上)あまり長くない縦線で、70°〜75°の線。最後はきちんと止める。
(下)70°〜75°の縦線で左下へ向かい、最後は45°ではらう。その割合は7:3。カタカナでは、左ばらいはほとんどがこのタイプ。

90°の縦線、はらいを伴った縦線

(上)90°の垂直線は直線。最後にスーッと抜くものはなく、すべてきちんと止める。
(下)90°の垂直線の最後を45°ではらう。その割合は7:3。このタイプのはらいは、「り」の二筆目にだけ使われる。